こんにちは!せとっちです。
いやぁ本当に毎日毎日飽きもせず続きますね。
雨!!
関東では9月と10月が1番降水量が多いそうですが、いくらなんでも降りすぎですね。こんなに湿気が多いと、体調を崩す方も多いのではないでしょうか。
表題にもしましたが株式会社True Dataの調べでは、秋が湿布の売り上げが一番いいそうです。
これには何か関係があるのでしょうか?
今回は気候と痛みについてのお話です。
気圧の変化に体調が左右される低気圧女子とは?
突然ですが皆さんは低気圧女子という言葉は聞いた事ありますか?
私個人は初めて聞いたのてすが、気象予報士の小越久美さんが書かれた『低気圧女子の処方せん 天気が悪いとカラダもココロも絶不調』(セブン&アイ出版)という本の中で、女性はホルモンバランスの関係で天候の影響を受けやすく、自律神経が乱れる事で体調が崩れる女性の事だそうです。
自律神経の乱れと体調についてはまたいずれ詳しくお話していきたいと思いますが、自律神経の乱れに湿布はある程度効果があるという事ですね。
自律神経の乱れから起こる不調に効果的な湿布の貼り方は?
自律神経の乱れで起こる不調は色々ありますが、その中で湿布は特に肩こりや疲労感、寝つきが悪い事などに効果があります。
貼り方はいたって簡単!
こめかみ、手の小指の第2関節、土踏まずの三か所
に貼るだけです。
薬局などで売られている湿布は一枚のサイズが大きいので、小指用は幅が1㎝で指の周りを一周巻けるくらいに、こめかみ用は2~4cm四方に切って貼るようにすればいいと思います。
なぜ効果があるのか?
まずこめかみですが、こめかみには「太陽」というツボがあります。頭痛があるときに押すと気持ちいいあそこです。この「太陽」というツボを刺激すると頭や首の緊張をほぐす事ができます。
一方土踏まずにはホルモンバランスにとても重要な副腎という臓器のツボがあります。土踏まずを刺激する事で副腎から抗ストレスホルモンの分泌され、体の緊張をほぐしてくれます。
最後に小指ですね。実は小指には自律神経の中の交換神経をという神経を緊張させる受容体があります。小指に湿布を貼ることでこの受容体の働きを抑える事ができるので、体の緊張を取ることができるのです。
湿布はどの湿布でもいいの?
よく「湿布は温湿布と冷湿布のどっちがいいの」って質問をされるのですが、今回のように、どこかに痛みがない場合はどちらでもいいです。
【第3類医薬品】ホルキスS冷感(48枚入)【ホルキス】
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のようによく薬局に売られている安い湿布で十分です。逆に高価な鎮痛作用のあるものでない方が望ましですね。
このように季節の変わり目に体調を崩しがちになる人はぜひためしてみてください。
最後に一つ注意点。湿布は長時間貼りすぎると皮膚に負担がかかるので5~6時間を目安にして、連続使用には注意してくださいね。